OMF2025.8.14 SKOメンバーによる特別出前コンサート@博物館

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OMF2025.8.14 SKOメンバーによる特別出前コンサート@博物館

松本市立博物館で、SKOメンバーによる特別出前コンサートがありました。
出演は大人気のお2人、高橋 敦さん(トランペット)と竹島悟志さん(パーカッション)です。
朝9:00から並んで整理券を手にした着席100名と立見の50名が博物館のロビーで素晴らしい演奏に魅了されました。OMFのいいところはこういう街中で、出前コンサートをして、市民に音楽を提供してくれることです。
これが松本のフェスティバルなんだと思いました。

まずは ファリャ:「7つのスペイン民謡」より5曲を二人で。
こういうところで皆さんの前で演奏したかったと言ってもらえてよかったです。

そのあとそれぞれのソロで 竹島悟史さんは20年ほど前に作曲したという:Dear…(「A Letter」より)この曲は3楽章の構成で手紙に向かう心境や温かみを表現していて、1楽章でお気に入りの椅子に座り、2楽章でコーヒーを1杯いれて、3楽章でついに手紙を書き始めるという曲で素敵な調べでした。


次は高橋 敦さんで、まず、トランペットの構造を教えてくれて、金管楽器は演奏中に結露がたまって、その水を抜くために、また微調整のために各管がずれるようになっていると外して見せてくれました。そしてトランペット独奏曲の演奏。ラッパの管を抜いたところから音が出るなど、不思議な音の変化がありました。


今はお2人とも毎日オペラの稽古が行われていて、素晴らしい歌手、指揮者、仲間たちとともに取り組んでいるそう。このあとオーケストラメンバーも世界中から入ってきてオーケストラの準備も始まります。二人ともSKOのTシャツで背中に、ここにいると言って、小澤征爾総監督の写真をしょってるのを見せてくれました。
また松本でこんな素敵な街でたくさんの音楽があって、僕たちも素晴らしい音楽を演奏できることは本当にうれしいことだと語りました。

最後にと言って、ガーシュウィン:誰かが私を見つめてるを演奏。
でも拍手が鳴りやまずにアンコールも披露してくれました。

今年2月にあったブラスアンサンブルのCD30枚を用意していて、購入した方にサイン会もありました。

私はいつも竹島さんがパーカッションで一体いくつの楽器を演奏してるのか思わず数えてしますのですが、今日もマリンバの演奏にマレット何本あるんだろうってつい見入ってしまいました。